COCOON JOURNAL

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2025年1月15日
今回はコクーンで人気のシャンプーバー(固形シャンプー)について、お客様からよくいただくご質問とその答えをまとめました。現在、使用されていて疑問に思われたり、購入をご検討されている方はぜひ参考にしてください。
Q.「ベタつき(または、きしみ)があるけれど、このまま使い続けて大丈夫?」
A. シャンプーバーは液体シャンプーとは異なり、頭皮に直接働きかける成分でできています。とくに使い始めは、髪や頭皮に溜まった汚れをきれいに落としていくため、その過程で髪にベタつきやきしみが出やすくなります。この時期を「デトックス期」と呼んでいます。
今までカラーリングやトリートメントなど、しっかりケアをされていらっしゃる方ほど、頭皮のデトックスに時間がかかりますが、しばらく続けていただくことで頭皮がスッキリ生まれ変わり、ベタつきやきしみもなくなります。
Q.「カラーリングをしていても使えますか?」
A. シャンプーバーを使用することで、すぐにカラーが落ちることはありませんが、シャンプーバーは頭皮や髪に残る余分なものを落とす働きに優れているため、液体シャンプーと比べるとカラー落ちが早くなります。
カラーをしっかり長持ちさせたい場合は、液体シャンプーがおすすめです。液体タイプの「アンサーシャンプー」は、カラーダメージを補修しながら、カラーリングを保持してくれます。
Q.「子どもにも使えますか?」
A. コクーンのシャンプーバーは天然由来成分でできているため、お子様にもお使いいただけます。
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2024年12月05日
最近では、さまざまなシャンプーバーが販売されています。じつは、シャンプーバーのタイプによって、洗い上がりに違いがあるのをご存じですか? シャンプーバーには「液体シャンプーを固めたタイプ」と「石けんタイプ」の2種類があり、それぞれの特徴を知ると選びやすくなります。ぜひ、シャンプーバー選びの参考にしてください。
「液体シャンプーを固めた、シャンプーバー」
一般的なシャンプーバーは、液体シャンプーを石けんの形にギュッと固めたものが多く、液体シャンプーとは違い、含まれている水分が少ないため長持ちしやすく経済的です。また、ボトルに入れる必要がないため、プラスチックを削減できるため、環境にやさしいという点で支持されています。
「石けんタイプの、シャンプーバー」
先ほどの液体シャンプーを固形化したものではなく、純粋な石けんで作られた固形タイプのシャンプーです。コクーンでは、こちらの石けんタイプのシャンプーを製造しています。液体シャンプーを固めたものとは異なり、より自然な形で仕上がるため、頭皮のかゆみやニオイ、フケなどの肌トラブルに向いています。
シャンプーバーの選び方
「環境負荷を考えて固形シャンプーを使いたい」「カラーリングをしている」「つややかな髪を表現したい」という方には、「液体シャンプーを固めたタイプ」が向いています。
「頭皮にかゆみがある」「フケが気になる」「背中のニキビをケアしたい」という方には、「石けんタイプ」が向いています。
タイプの見分け方
パッケージに記載されている全成分表示を見ていただくと、どちらのタイプの固形シャンプーか見分けることができます。
液体シャンプーを固めた、シャンプーバー・界面活性剤である「ココイル~、ラウリル~など」が表示されています。
石けんタイプの、シャンプーバー・一番最初に、オイルである「~油」と表示されていることが多いです。・石けんを作る上で必ず必要な「水酸化Na」が表示されています。
「頭皮のかゆみ」をケアするために液体シャンプーの開発を続けましたが、なかなか改善が見られず、5年の歳月をかけてようやく辿り着いたのが「石けんタイプのシャンプーバー」という形でした。石けん屋のこだわりがたくさん詰まったシャンプーバーです。頭皮のトラブルでお悩みの方はぜひお試しください。
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2024年7月20日
前回、「年齢によって、肌のターンオーバーのサイクルが異なるというお話し」をしましたが、このサイクルが乱れると、様々な肌トラブルが起こってしまいます。じつは、日々の生活習慣に原因があるかもしれません。当たり前に行なっていることが、ターンオーバーを乱していることもあります。
ターンオーバーが乱れる原因
①過度なスキンケア乳化剤たっぷりの乳液やクリーム、クレンジング剤などを使い続けると、皮脂膜が薄くなるため、肌のバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなります。その刺激を受け続けると、だんだんターンオーバーは乱れてしまいます。
②紫外線強い紫外線(UVB)に当たると、短時間で肌の表面に炎症が起こります。また、日常の弱い紫外線(UVA)であっても長期にわたり浴び続けていると、皮膚の中に存在するコラーゲンやエラスチンを壊してしまいます。こうした肌へのダメージもターンオーバーを乱す原因となります。
③強い日焼け止めスキンケアと同様に、乳化剤の入った日焼け止めを長時間使用することで、肌を守ってくれる皮脂膜が薄くなります。なるべく衣類や日傘などで遮光し、日焼け止めを使用する場合は、石けんで落ちる乳化剤フリーの日焼け止めを選びましょう。
④生活習慣ターンオーバーに欠かせない成長ホルモンは、睡眠中に分泌されるため、睡眠不足や偏った食事もターンオーバーの乱れに繋がります。また、喫煙や過度な飲酒も、血液循環や代謝機能に影響を与えます。
ターンオーバーが乱れると、肌トラブルにつながる?
肌は常に新陳代謝を繰り返し、古くなった角質が剥がれ、新しい細胞が生まれます。この仕組みによって、肌は常に新鮮で健やかな状態を保っています。しかし、ターンオーバーが乱れると、肌は老廃物や古い角質を取り除けなくなり、シミやくすみ、ごわつきなど様々なトラブルが起こります。
肌トラブルが気になる方は、毎日のスキンケアや生活習慣を見直し、ターンオーバーを正常に戻しましょう。
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2024年7月02日
最近では、ターンオーバーを活性化するためにピーリングを取り入れる方が増えています。しかし、過度なピーリングはターンオーバーが早くなりすぎてしまうため、注意が必要です。ターンオーバーが早すぎると、未熟な細胞が強制的に肌として表面に押し上げられてしまい、肌のバリア機能が低下します。ターンオーバーは早くても遅くても肌トラブルにつながります。
年代で異なる正常なターンオーバー周期について
ターンオーバーが早いとどうなる?
①肌が乾燥する肌のバリア機能が低下すると、肌内部の水分が蒸発しやすくなるため、うるおいを保つこととができず乾燥しやすくなります。
②肌が敏感になる早いターンオーバーによって形成された未熟な細胞(肌)は、外部の刺激に対する耐性が低いため、かゆみや赤みといった敏感肌の症状が現れやすくなります。
③毛穴が詰まりやすくなる未熟な状態で表面化した肌は、ターンオーバーの最終段階である垢としてうまく剥がれ落ちません。その結果、角栓として毛穴に溜まり、毛穴詰まりやニキビなどのトラブルを引き起こします。
ターンオーバーが遅いとどうなる?
①シミができやすいシミのもととなるメラニンは通常ターンオーバーによって排出されますが、ターンオーバーが滞ると角質層に蓄積されシミになってしまいます。
②くすみやすくなる古い角質やメラニンが肌表面に残ってしまうため、肌全体がくすみやすくなります。
③肌がごわつく古い角質が肌に停滞し続けると、角質層が厚くなり、ごわつきを感じます。
④ニキビ跡が消えにくい肌の細胞がスムーズに入れ替わらないため、ニキビ跡はなかなか薄くなりません。
ターンオーバーサイクルを整えるには?
・スキンケアをシンプルにする・洗顔しすぎない(落としすぎない)・紫外線対策をする(なるべく衣類や日傘などで遮光する。日焼け止めは石けんで落ちる、乳化剤フリーのものを使用する)・水をたくさん飲む・バランスの取れた食事をする・質の良い睡眠をとる・適度に運動するターンオーバーは早くても遅くても肌トラブルにつながります。ターンオーバーを正常に戻すために、これらのことを注意して、少しずつできることから始めましょう!
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2024年6月12日
トラブルが出ない健やかな肌を保つためには、肌のターンオーバーを乱さないことが大切です。肌のターンオーバーは年齢だけでなく、生活習慣でも影響を受けます。まずはターンオーバーの仕組みについてご説明します。
肌のターンオーバーとは?
肌のターンオーバーとは、皮膚が新しく生まれ変わる仕組みのこと。要するに、肌の新陳代謝のことです。
皮膚の表面にある表皮は、4層に分かれています。一番下にある基底層(きていそう)で作られた細胞がどんどん形を変えながら、表面に押し上げられ、最後は垢やフケとして剥がれ落ちるまでの工程のことを言います。
28日間で肌は生まれ変わる?
肌のターンオーバーはどのくらいの周期かご存知でしょうか?「1ヶ月くらいじゃないの?」と思われている方も多いかもしれませんが、実は年齢によって異なります。
20歳代 → 約30日
30歳代 → 約40日
40歳代 → 約50日
50歳代 → 約80日
60歳代 → 約95日
60歳代になると、1年に3回しかのターンオーバーしないなんて驚きですよね。まずは自分の肌がどのくらいの周期で生まれ変わるのかを知っておきましょう。
年齢とともにターンオーバーのサイクルが延びる
なぜ年齢を重ねるとターンオーバーサイクルが延びてしまうのでしょうか。これにはいくつかの要因があります。
①細胞の運動能力の低下加齢により、皮膚の基底層に存在する幹細胞の運動能力が低下し、新しい細胞を作る速度が遅くなります。
②ホルモンバランスの変化とくに女性の場合、更年期に伴うホルモンの変化がターンオーバーに影響を与えることがあります。ホルモンバランスの乱れが、肌の健康に影響を及ぼし、新陳代謝が低下します。
③肌バリアの低下長年、紫外線や環境ストレスなどを受けることにより、肌へのダメージが積み重なり、ターンオーバーが遅れます。
これら以外にも様々な要因が合わさり、年齢を重ねるほど肌のターンオーバーサイクルが延びてしまうのです。
それでは、「どうすればターンオーバーを正常に保てるのか」「ターンオーバーが乱れるとどうなるか」については次章でお話します。
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2024年4月20日
湿疹とは、肌の表面に起こる炎症の総称で皮膚炎とも呼ばれます。赤みが出たり、ぷつぷつや水ぶくれができることもあり、かゆみを伴うこともあります。湿疹の原因は様々で、刺激の強い物質に触れる「外的要因」と、体質などの「内的要因」が複雑に絡み合って起こります。
外的要因
内的要因
・洗剤・薬品・化粧品などの化学的刺激
・紫外線・寒暖差・摩擦などの物質的刺激
・花粉・ハウスダスト・食べ物・金属などのアレルゲンによる刺激
・真菌(カビ)や最近、ウイルスへの感染など
・体質(アレルギーの有無など)
・病気や睡眠不足、ストレスによる免疫の低下
・過剰な皮脂の分泌
・過度の乾燥
・肌のバリア機能の低下
・内臓疾患など
湿疹ができたときの対処法
湿疹が出ると、抗炎症剤が入った薬や化粧品を使って症状を和らげることが多いですが、使うのをやめるとまた湿疹が再発してしまうこともあります。
肌は、最大の排泄器官です。湿疹が出ているということは、皮膚の中に異物が入り、それを一生懸命、排泄している状態なのです。出すべきものがあるから湿疹が出ているので、抗炎症剤でおさえず出し切りましょう。そのためにも、健康的な身体づくりをしておくことが大切です。
排泄しやすい身体づくりのポイント
・バランスの良い食事で腸内環境を整える
・1日1.5〜2リットル程度の良質なお水をこまめに取り入れる
・シンプルスキンケアで肌のバリア機能を正常に保つ
・良質な睡眠で免疫力UP
・余分なものを取り入れない(せっかく生活を整えても、余分なものを取り入れ続けると身体のお掃除が追いつきません)
湿疹の要因には「乾燥肌」や「過剰な皮脂の分泌」がありますが、これらは過度な保湿によって、皮脂バランスが崩れてしまうことも原因のひとつです。乳化剤たっぷりの化粧品は、肌のバリア機能である皮脂膜を壊してしまうため、保湿をしているようで、じつは乾燥や皮脂バランスの乱れを起こしてしまうことがあります。スキンケアは、「オイル」と「化粧水」でシンプルに行うことが大切です。
さいごに
突然湿疹が出たときは、洗剤や化粧品など、最近変えたものがないか?身体をきちんと休めているか?食事が偏っていないか?振り返ってみてください。
原因が分かったら、きちんと排泄ができるに、身体をしっかり整えていきましょう!
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2024年3月18日
「最近、肌が敏感になっている」「季節の変わり目で肌がかゆい」「かゆみと赤みが出ているけれどシミも気になる」といったお悩みのある方が増えています。肌が敏感になっているときこと、シンプルケアがおすすめです。
補うより、先に休ませる
疲れているときに体を休めるのと同じように、肌もトラブルが出ているときや敏感になっているときは休ませることが大切です。
朝は石けんを使わずぬるま湯でやさしく洗顔。夜はコクーンの中でも一番やさしい処方の「よりそう石けん」。スキンケアは(乾燥が気になる場合のみ、乳化剤フリーの「まもるスキンミルク」を顔全体に薄くのばしてください。乾燥が気にならなければ、何も塗らなくて大丈夫。
洗いすぎないケアで、肌のバリア機能を守ります。落としすぎなければ、たくさん補わなくても良いのです。
肌が整ってから、次のステップへ
洗顔後のスキンケアをたまにお休みして肌を少しずつ鍛え、肌の揺らぎが落ち着いてきたら、オイルと化粧水に戻してもOK。エイジングケアは、肌が整ってから。肌の土台をしっかり整えてから栄養を与えましょう。スキンケアや石けん選びに迷われたら、いつでもお気軽にご相談ください。
ちょっとした刺激にも反応してしまうときに
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2023年11月08日
毛穴のたるみは、加齢による肌のハリ不足だけが原因ではないのです。今からでも遅くない!コクーンがおすすめする「たるみ毛穴のケア」についてご紹介します。
たるみ毛穴の原因については、前回の記事「悩みが多い「毛穴のトラブル」」でお話ししていますので、そちらをご覧ください。
「たるみ毛穴」の対策は?
① 肌のターンオーバーを正常に戻す
過度なお手入れや偏った食事、睡眠不足などでターンオーバーが乱れると、肌のバリア機能が低下し、肌の水分が蒸発してしまうため、うるおいや弾力がなくなってしまいます。お手入れは「シンプル」に、規則正しい生活リズムを身につけましょう。
② からだの冷えを改善する
過度なお手入れや偏った食事、睡眠不足にも、肌のたるみの原因になる「血行不良」。からだを芯から温めて、全身の血流を促しましょう。1) 適度な運動をする2) からだを温める食事を取り入れる(冷やす飲み物などは控える)3) 湯船に浸かる(38〜40℃ぐらいのお湯で、浸かる時間は15分以内)4) 足首やふくらはぎを温めるなど、できることから少しずつ始めてみてください。新陳代謝が良くなると、老廃物が流れるため、顔が引き締まります。
肌も心もストレスを溜めない
体はストレスを受け続けると、コラーゲンの生成も抑制してしまいます。コラーゲンには、肌の弾力やうるおいをキープしてくれる役割があるため、これが不足すると、肌のハリが衰え、たるみに繋がってしまうのです。また、顔の表情筋の衰えも肌がたるむ原因です。表情筋を鍛える意味でも、なるべくストレスを溜めないようにして、毎日笑って過ごしましょう!
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2023年10月10日
毛穴の黒ずみ、しっかりケアしているけれど、なかなか良くならない。その原因、実は「ケアのやりすぎ」かもしれません。この記事では、コクーンがおすすめする毛穴の黒ずみケアについてご紹介します。
毛穴が詰まり、黒ずんでしまう原因については、前回の記事「悩みが多い「毛穴のトラブル」」でお話ししていますので、そちらをご覧ください。
「毛穴の黒ずみ」対策は?
① 乳化剤が入っているアイテムを手放す(乳液やクリーム、クレンジング剤など)
乳化剤とは、通常であれば混ざり合わない「油」と「水」を混ぜ合わせる成分のことです。油と水を混ぜ合わせる働きが強いため、皮脂(油)と汗(水)によってできている、肌を守ってくれる皮脂膜をも溶かしてしまいます。皮脂膜が薄くなることで、肌のバリア機能が弱くなり、花粉などの外的刺激によって炎症が起こりやすくなります。石けんだけで落とせるメイクに変えることもポイントです。
② 水をたくさん飲んでデトックスする
脂っこい食べ物や甘い食べ物は、皮脂を過剰に分泌し、毛穴の開きや黒ずみなどのトラブルに繋がります。肌にとっては、できるだけそのような食事は控えた方が良いですが、食事を楽しんだときはしっかり良質なお水を飲んで、体内のお掃除(デトックス)をすることを心掛けてみてください。
③ 肌に触れすぎない
毛穴の詰まりが気になるからといって毛穴のパックやピンセットなどで角栓を取ると、毛穴の一部が剥がれ落ちて、傷になってしまします。また、気になる部分だけ特別なケアをしたり、あぶらとり紙で皮脂を取ったりするのもおすすめできません。皮脂を取りすぎることで、皮脂の分泌バランスが崩れてしまうため、肌が乾燥したり、逆に皮脂が過剰に分泌されたりします。部分的に違うお手入れは控え、顔全体に同じお手入れをするようにしましょう。汗やテカリが気になるときは、濡らしたタオルやティッシュなどで抑えるようにしてください。
肌の土壌を整えることが大切
毛穴の黒ずみが気になる方は、まずは皮脂のバランスを整えましょう。食べ物はもちろん、スキンケアも余分なものを加えない。必要のないものを抜いて、足りないものだけを補うようにしてみてください。素肌を整えながら、トラブルが出ない肌へと育てていきましょう。
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2023年9月27日
男性女性、年齢問わずに悩みが多い「毛穴のトラブル」。毛穴悩みはひとつではなく、さまざまな種類がありそれぞれ特徴が異なります。とくに多いのが、「毛穴の黒ずみ」と「たるみ毛穴」のお悩みです。お店にご来店くださるお客様からも、これらのお悩みについてよくご質問をいただきます。
そもそも、なぜ毛穴トラブルが起きるのか?2タイプの毛穴トラブルの原因について詳しくご説明します。
「毛穴の黒ずみ」の原因
毛穴の黒ずみとは、毛穴に詰まった角栓が黒くなっている状態のことで、さわるとザラザラします。お手入れのしすぎなどで肌のバリア機能が乱れてしまったり、肌のターンオーバーがうまくいっていないと剥がれるべき古い角質が剥がれ落ちず、肌の表面に残ってしまいます。その角質が、皮脂やメイク汚れなどと混ざり合い、角栓が形成されます。もともとは白い角栓ですが、毛穴に長時間とどまることで酸化して黒くなってしまうのです。
「たるみ毛穴」の原因
たるみ毛穴とは、本来であれば丸いはずの毛穴が、肌のたるみによって縦長に広がって目立った状態のことです。紫外線や加齢によって肌のハリや弾力が失われると、肌が重力に負けて下降し、毛穴がゆるんでたるみ毛穴になってしまうのです。とくに、肌がたるみやすい部位である頬に多くみられます。
それ以外に「血行不良」も、たるみ毛穴の原因になります。血流が悪いと体のすみずみまで酸素や栄養素行き渡らないため、肌の老化が進行して顔がたるんでしまいます。
生活習慣を見直してみよう!
毛穴トラブルをケアするには、肌のターンオーバーを整えることが重要です。
① 過度なお手入れをしていませんか?② からだは冷えていませんか?③ 偏った食事をしていませんか?④ 質の良い睡眠をとってますか?
など、ターンオーバーが乱れる原因になることを行なっていないか、生活習慣を見直してみましょう!
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2023年8月15日
習慣的に行なっているスキンケア。忙しい毎日でパパッと終わらせている方も多いと思いますが、少しだけ「自分の肌」と向き合う時間を作ってみてください。今の肌の状態を知ることが “肌を育てるスキンケア” の第一歩です。
今日の「石けん」を選ぶ
今日の肌に合った「落とし方」が選べると、お肌がぐんと変わります。肌が敏感になっているときはやさしく落とす石けんを。肌が疲れているなと感じるときにはエインジングケアの石けんを。その日の肌の状態を見て、今日の石けんを選びましょう。
スキンケアは自分へのごほうび
石けんで肌の土壌を整えたあとは、「オイル」と「化粧水」だけのシンプルスキンケア。オイルを数滴、手のひらでなじませてから肌を温めるように顔全体に広げます。乾燥が気になる部分には多めにオイルをつけたくなりますが、そこはぐっと堪えて。部分的にオイル量を変えてしまうと皮脂バランスが崩れ、混合肌の原因に。顔全体に均一になじませるのがポイントです。
次に化粧水を数回プッシュして手のひらでなじませてください。「今日も一日ありがとう」と自分の肌を想いながら、顔全体を包みこむイメージで。この2STEPでシンプルケアが完了です。
乾燥が気になる日は、いつもよりもオイルを1滴ふやしたり。お肌がしっかり潤っているときにはオイルをお休みして、化粧水だけのスキンケアにしてみたり。その日の肌の状態に合わせて、スキンケアも変えてみてください。
スキンケアを楽しむ
年齢を重ねるとお肌の状態も変わってきます。こんなにシンプルで大丈夫?と心配になるかもしれませんが、大丈夫。何歳からでも肌は応えてくれます。ご自身の肌を信じて、少しずつ育てていきましょう。毎日のスキンケアを楽しみながら、年齢を重ねることも楽しみたいですね。
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2023年7月05日
「経皮吸収」という言葉はご存知ですか?化粧品や日用品などに含まれている成分が、皮膚を通して体内に吸収されることを「経皮吸収」と呼びます。その中でもからだに悪い成分が体内に侵入し、蓄積することを「経皮毒」と呼びます。
口から取り入れる成分は肝臓で解毒されるため、約90%は排泄されます。しかし、経皮吸収の場合、そのまま体内の脂肪組織に蓄積されるため、肝臓の代謝を受けにくく、ほとんどが体内に蓄積されたままになります。そのため、口から取り入れる食事以上に、肌に塗布する化粧品や日用品には気を配る必要があるのです。
からだの部位で異なる吸収率
私たちの皮膚は部位によって厚みや、毛穴の数や大きさが異なるため、からだの部位によって吸収率が異なります。
例えば、腕の内側を「1」とすると
頭皮
3.5倍
頬
13倍
口の中の粘膜
10〜20倍
デリケートゾーン
42倍
と言われています。驚きですよね。
使っている製品を見直そう
食べ物には気をつけているけど、シャンプーやボディソープ、洗剤や化粧品はあまり気にしていなかったという方も多いはず。
普段使っている製品に、合成界面活性剤や乳化剤、ナノ成分などの物質が入っていないかチェックしてみてください。とくに舌下は吸収が早いため、歯磨き粉には注意しましょう!
市販の歯磨き粉には、発泡剤や研磨剤、香味料などが入っているものが多くあります。これらもからだにとって負担がかかる有害物質です。毎日使うものだからこそ、天然成分100%でできている歯磨き粉を選びましょう。
経皮吸収が原因でアレルギーに
経皮毒が体内に蓄積されると、それまで症状がなかったアレルギーや花粉症を引き起こすことがあります。頭皮やからだに痒みがでたり、今まで使っていた化粧品でかぶれたりする場合も、経皮毒の影響があるかもしれません。自分自身や家族を守るためにも、からだにやさしい製品を選びましょう。
食べ物だけでできた歯磨き粉
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2023年6月15日
私たちが外界から物質を取り入れる経路は3つあります。口から食べ物や飲み物として取り入れる「経口吸収」、呼吸により取り入れる「経気道吸収」、そして皮膚から吸収される「経皮吸収」です。
経路別の注意点
「経口吸収」→ 食品添加物や農薬など(口から入り肝臓で解毒され、約90%は尿や汗などとして排出されますが、残りは他の臓器に蓄積される)
「経気道吸収」→ PM2.5や黄砂、排気ガスなど(鼻や口から入り込み、肺に入った後に心臓に運ばれ、血液に溶け込み体内に吸収される)
「経皮吸収」→ 化粧品や洗剤、入浴剤、歯磨き粉、ナプキンなど(皮膚や粘膜から入り、約90%はそのまま体内の脂肪組織に蓄積される)
毒素が溜まるとどうなるの?
・アレルギー症状が出ている・花粉症になった・手湿疹や頭皮のかゆみなどの肌トラブルが出ている・今まで使っていた化粧品や洗剤で、肌が荒れるようになった
これらの症状が出ている場合は、体内に溜まっている毒素が原因になってるかも。普段使っているものに、合成界面活性剤や乳化剤などが入っていないかチェックしてみましょう!
デットクスできるからだになろう!
食べるものや肌に塗るものに気を配っていても、現代社会において大気汚染などはなかなか避けることができませんよね。ある程度、体内に入ってきてしまうものは仕方がないと割り切り、排泄機能を整えることに意識しましょう!
毒素や老廃物は尿や便、汗などで排出されます。
① 1日1.5〜2リットル程度の良質なお水をこまめに取り入れる② 適度な運動や入浴でしっかり汗をかく③ 規則的な生活でからだに負担をかけない④ 余分なものを取り入れない(せっかく生活を整えても、余分なものを取り入れ続けるとからだのお掃除が追いつきません)
できることから少しずつ実践してみてください。体内の巡りを良くすることが、デトックスに繋がります。
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2023年4月10日
春先から気になりだす紫外線。しみやしわ、たるみなどの肌トラブルの原因にもなるので、なるべく避けたいところ。今日は、肌に負担をかけない日焼け対策をご紹介します。
シーンに合わせて、対策方法を変える
・日常生活
(仕事・散歩・お買い物など)
ルースパウダー、帽子、日傘、アームカバーなど、なるべく衣類や日傘などで遮光する
・野外でのスポーツやレジャー
・日差しが強い日
石けんで落ちる、乳化剤フリーの日焼け止めを使用する
SPFについて
SPFの数値が高いほど、紫外線をカットする効果が高いと思われている方も多いと思いますが、じつは違います。SPFとは、どのくらいの時間、紫外線(UVB)をカットできるかを表しています。
SPF1=20分間を基準にしているため、「SPF20」だと400分=約6時間30分、肌を日焼けから守ってくれます。例:SPF20(6時間30分)、SPF30(10時間)、SPF50(16時間30分半)
1日あたりの日照時間は約5.25時間と言われているため、一日中外で過ごす日もSPF20の日焼け止めで十分なのです。SPF数値が高いほど、肌への負担は大きくなるため、日焼け止めを使用する日はやさしいものを使いましょう。
日焼けしても元に戻ればいい
日焼けをした日はしっかりスキンケアをしたくなりますが、ここで乳化剤の入っている乳液やクリームを使用すると逆効果。肌のバリア機能が乱れ、なかなか日焼けが戻りにくくなります。日焼けをした日も普段と同じシンプルケアで大丈夫。(カサカサ、ヒリヒリが気になる場合は、化粧水の量を増やしてください)
「リセット美容」を続けることで、肌が強く育ち、日焼けをしても元の肌に戻りやすくなります。
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2023年3月15日
男性だけでなく女性も気になる「足の臭い」。毎日洗っているのに、どうして臭いが出てしまうの?その原因と対策についてご紹介していきます。
足の臭いの原因
皮脂・汗・垢は分泌されたばかりのときは無臭です。しかし、分泌されてから時間が経過すると、足にある常在菌がそれらに含まれるタンパク質・アミノ酸を分解します。その際に、納豆にも含まれる「イソ吉草酸」などが発生することで臭いが出る仕組みになっています。
足は、からだの中でも特に汗をかきやすい部位で、多い日には一日に両足でおよそコップ一杯分もの汗が出ます。
そのため、靴や靴下で足が密閉されていると湿度が上がり、雑菌が繁殖しやすくなるため、臭いも発生しやすくなります。
今すぐできる、足の臭い対策
① 石けんで足をきれいに洗う
足指や指の付け根などは通気性が悪く、雑菌が繁殖しやすいため、指の間をきれいに洗うこと。ただし、ゴシゴシ洗うのではなく、やさしく洗うのがポイントです。
② 素足で過ごす時間を作る
靴や靴下を履いていると足が蒸れ、雑菌が繁殖してしまうため、できるだけ素足で過ごす時間を増やしましょう!
③ 靴や靴下の素材の見直し
通気性が良く、蒸れにくい靴や靴下を選ぶことも大切です。メッシュ素材の靴や、コットンやシルク素材の靴下などがおすすめです。ストッキングやタイツを履かなければならない場合は、抗菌対応のもを選びましょう。
④ 同じ靴を連続して履かない
同じ靴を履き続けると、靴自体に雑菌が繁殖するため、一日履いたら1〜2日ほど靴を休ませ、乾燥させてください。
足や靴を清潔に保ち、臭いを予防する
足だけでなく、靴のケアもお忘れなく。雑菌がわきやすい習慣を見直し、毎日快適に過ごしましょう。
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COCOON JOURNAL
2023年2月06日
肌には体温の調整機能や、外界の刺激から守るといった様々な役割がありますが、じつは「排泄器官」としても重要な役割があります。
肌のバリア機能を守るために大切な皮脂や汗を分泌・排泄するのはもちろん、ニキビや吹き出物も肌による排泄行為のひとつです。具体的にはどういうことなのか説明していきましょう。
肌のトラブル=排泄のトラブル
水分不足や運動不足、ストレスなどが原因で便秘がちになります。体が正常に老廃物を排泄しなくなると、溜まった老廃物が行き場をなくし、ニキビや吹き出物として、肌から溢れ出してしまいます。
このような肌トラブルが出るとどうしても落ち込んでしまいますが、これはまだ体に不要なものを出す力があるという証拠でもあります。うまく排泄されないと老廃物は体の中に溜まり、むくみや肩こり、さらには腫瘍になってしまうことも。ニキビや吹き出物などの肌荒れは、健康状態を把握するための肌からの大切なメッセージなのです。
肌は「入口」ではなく「出口」
肌は基本的に「入れる」ところではなく「出す」ところです。
外から栄養を入れるのではなく、インナーケアに力を入れましょう。そのためにもバランスの良い食事で腸内環境を整えることが大切です。また、肌自体も皮脂などの排泄が滞ると肌の便秘になってしまうため、スキンケアは極力シンプルに。足りない時だけ補うようにして、肌が本来持っている機能を守りましょう!

COCOON JOURNAL
2023年1月16日
乾燥が気になり、保湿の毎日・・・。
じつはその乾燥、「洗いすぎ」が原因になっているかもしれません。
肌は、皮脂を分泌することで潤いを閉じ込め、乾燥から守ります。そのため、過剰に洗うことで、必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥肌に導いてしまうのです。
汚れやにおいが気になることから、一日に何度も洗顔したり、お風呂に入っている方は、洗顔の回数を一日1〜2回、入浴を一日1回にされることをおすすめします。
乾燥がひどい場合はどうする?
(フェイス)① 朝の石けん洗顔をやめる
乳液やクリームなど、乳化剤が入っているスキンケアアイテムを使っていない場合は、顔にほこりなどもつきにくいため、朝に石けんで洗顔しなくてもOK!
(ボディ)② 汚れが気になる箇所のみ、石けんで洗う
お湯で洗い流すだけでも、体の汚れの7割程度は落ちます。粉が吹くくらい乾燥していたり、肌が敏感になっている時は、汚れが気になる脇の下や足裏などのみ石けんで洗い、その他の箇所はお湯でサッと洗い流すようにしてみてください。
乾燥しない洗顔方法
顔のざらつきや毛穴の汚れが気になって、ついゴシゴシ洗いたくなりますが、摩擦で肌を傷つけてしまいます。肌のバリア機能が傷つくと、乾燥などのトラブルを引き起こします。
モコモコの泡でなく薄めの泡でも問題ありませんので、手でやさしく洗ってください。洗顔時間は30秒以内がポイントです。
(肌に負担をかけない洗顔方法についての記事)
生活習慣を見直すことが大切
「乾燥するから何かを塗る」ではなく、「なぜ乾燥するのか?」を考えてみましょう。意外に、毎日全身キレイに洗わなくても大丈夫なんです。洗いすぎない、落としすぎないことが大切です。

COCOON JOURNAL
2023年1月06日
コクーンでは、「オイル」と「化粧水」のみのシンプルなスキンケアをおすすめしています。
なぜ2ステップのみで、乳液やクリームを使わないのか。
それは、乳液やクリーム=「オイル+化粧水」だからです。
乳液やクリームは、油分と水分を混ぜ合わせたもので、水分量が多いものを「乳液」、油分量が多いものを「クリーム」と呼んでいます。
本来、混ざり合わない油分と水分をどう混ぜ合わせているかは、以前の「界面活性剤は何に入っているの?」の記事でくわしく説明しています。
(乳液やクリームには、油分と水分を混ぜ合わせる乳化剤が入っているという内容)
乳化剤がなくても、肌の上では油と水が混ざり合う
肌の上には、肌を守ってくれる皮脂膜というものが存在しますが、これは皮脂(油分)と汗(水分)を、肌の上で自然に乳化させて作っているものです。
つまり、肌には自然に油分と水分を乳化させる働きがあるんです。
そのため、肌にオイルを塗ってから、化粧水を重ねても、弾くことなく自然な形でなじんでいくのです。
乳液やクリーム=「オイル+化粧水」
オイルと化粧水を塗ったあとに、乳液やクリームを使用するということは、オイルと化粧水を何度も重ねて塗ってしまっているということ。
過度なお手入れは、毛穴の詰まりや肌荒れ、逆に乾燥の原因になります。
余分なものは加えず、もともと肌にある油分(オイル)と水分(化粧水)を足りない分だけ補う。
一番の美容クリームである、自分の皮脂膜を良い状態に育てていくために、必要のないものは手放していきましょう。
肌にすっとなじむ美容オイル
おぎなうオイル
オイルなのに軽やか。オイルだからしっかり保湿。内側からつやめく健康肌を叶えます。
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オイルと化粧水でうるおいベールを
つつむ化粧水
オレンジブロッサムが香り立つうるおいベールで肌を包み、乾燥や外的ストレスから肌を守ります。
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COCOON JOURNAL
2022年12月16日
コクーンでは「塗りすぎ」と「洗いすぎ」を繰り返す過度なお手入れを手放して、肌を素に戻していく「リセット美容」をおすすめしています。
「リセット美容を始めたいけど、何からすればいいの?」
「今まで、たくさん塗ってきたのに急にやめてもいいの?」
「シンプルなスキンケアに変えて、乾燥したりしないの?」など、さまざまなご質問をいただきます。
今までやってきたスキンケアを変えるのは、とても不安ですよね。でも大丈夫!何歳からでも、肌を応えてくれます。
肌にストレスを与えない、リセット美容のポイントをお伝えします。
たくさん保湿しているときは、少しずつアイテムを減らす
① クレンジング剤を手放す
乳化剤たっぷりのクレンジング剤をやめて、石けんだけでメイクオフ。
リキッドファンデーションをやめて、石けんで落ちるメイクに変えるのもポイント!
② 乳液やクリームを手放す
乳化剤の入っている乳液やクリームをやめて、オイルと化粧水だけにする。
肌に負担がかかる乳化剤から、肌のバリア機能を守る。
③ 日焼け止めを変える
乳化剤の入っているクリーム状の日焼け止めをルースパウダーに替える。
乳化剤を抜き、日焼けしにくい強い肌に育てていく。
④ オイルの使用量を減らす
4〜5滴くらいからスタートしていた場合は、徐々に減らして2〜3滴にする。
少しもの足りないくらいの量にすることで、自らうるおう力を鍛える。
肌の乾燥が気にならなければ、オイルをやめて化粧水だけにしてもOK!
今日のスキンケアを自分で決める
何かをつける前に、今日の肌状態を手でチェック!
本当に必要なものだけを補ってあげてください。肌が必要としていないときは、何も塗らなくても良いんですよ。これが肌を育てる「リセット美容」です。

COCOON JOURNAL
2022年12月06日
化粧水、乳液、美容液、クリーム・・・など、スキンケアアイテムって沢山ありますよね。
ライン使いされている方も多いかと思いますが、
コクーンのスキンケアは、基本的に「オイル」と「化粧水」のみです。
それはなぜか。コクーンでは、「肌を育てるスキンケア」を推奨しているからです。
与えすぎると、肌が甘える
もともと肌の表面には、皮脂(油)と汗(水)が混ざり合ってできた「皮脂膜」というものが存在します。
この皮脂膜がベールとなり、肌内部の水分蒸発や、外部から有害なものが入ってこないように肌を守ってくれています。
正常な皮脂膜を保つためには、皮脂バランスがとても大切です!
そこで、たくさん保湿してしまうと、肌は油分が足りているものだと思い込み、皮脂を出さなくなってしまします。皮脂バランスが崩れてしまうと、皮脂膜の環境が乱れ、うるおいを保つことができず、乾燥などのトラブルを引き起こしてしまいます。
つまり、乾燥が気になって保湿していたのが、逆に乾燥をよんでしまっているということ!
(驚きですよね。)
少しもの足りないくらいが、ちょうど良い
肌には、どんな高級化粧品もかなわない最高のうるおい成分「皮脂膜」が備わっています。ならば、その内からうるおう力を目覚めさせ、引き出し、強い肌にしていくことが良いのではないかと思います。
自らうるおう肌に育てるために大切なことは、たくさん塗って肌を甘やかすのではなく、少しもの足りないぐらいのケアにすること。
揺るがない肌を目指して、少しずつ肌を育てていきましょう!